オープンビザを開業した理由

1.行政書士を目指したきっかけ
私は「行政書士になりたい」というよりも、「外国人を支援する事で日本社会に貢献したい」という思いから、この道を志しました。
行政書士という仕事を意識するようになったのは、人材紹介会社で働いていた時のことでした。日本を代表する大手企業に優秀な外国人を紹介した際、その方の知識や経験は十分であったにもかかわらず、企業側がビザ(在留資格)に関する知識やノウハウを持っていなかったため、採用をためらうという事態が起きました。
当時の私は在留資格についての知識がなく、企業と一緒に困り果て、結果として外国人本人を不安にさせてしまいました。最終的には企業がビザ専門の行政書士に相談したことで問題は解決し、その外国人も無事採用となりました。この経験を通じて、「行政書士は外国人をサポートできる大切な存在である」と強く感じたのです。
2.行政書士になるまで
行政書士という職業を知り、資格取得の方法を調べたところ、**年1回の試験で合格率はわずか約10%**という難関であることが分かりました。試験内容の多くは法律科目で、法律を本格的に学んだことがない私にとっては大きな挑戦でした。
そこで、まずはオンライン予備校「フォーサイト」の行政書士講座を受講し、9か月間集中的に勉強しました。しかし初めての受験は不合格という悔しい結果に終わりました。
2年目は独学に切り替え、受験生に人気の教材『合格革命』を中心に学習を進めました。また、YouTubeチャンネル「行政書士独学応援」を活用し、効率的な勉強法を取り入れました。その結果、ようやく行政書士試験に合格することができました。
3.開業に至るまで
私の事務所のミッションは、行政書士を志した当初の思いをそのままに、
**「日本に住む外国人をサポートし、ひいては日本社会に貢献すること」**です。
特にビザや在留資格の問題解決に力を入れたいという思いから、事務所名を『オープンビザ行政書士事務所』としました。外国人の方々のビザ申請や更新、企業の外国人採用に関するサポートを通じて、安心して日本で暮らし、働ける環境づくりに取り組んでいます。