【永住権申請が不許可になった方へ】理由の確認方法と再申請のポイント

永住権申請してから1年以上待っていたのに、不許可となったしまった。不許可の理由が知りたいがどうしたら良いのか。。。

日本で長く生活し、ようやく永住権を申請したものの「1年以上待ったのに不許可だった…」というケースは珍しくありません。
しかし、不許可通知書には理由が記載されておらず、戸惑う方が多いのが実情です。
本記事では、永住権が不許可となった場合に理由を確認する方法と、再申請を目指す際の改善ポイントをわかりやすく解説します。

目次

永住権が不許可になったときに届く通知とは?

不許可が決定すると、入管から以下のような「不許可通知書」が届きます。
ただし、この通知書には詳細な理由は記載されておらず、文面だけでは不許可の原因を特定することはできません。

不許可理由を確認する方法

不許可理由を知るためには、申請した入管の窓口に直接出向く必要があります

手続きの流れは次の通りです。

  • 不許可通知書と身分証明書を持参し、入管の永住申請窓口へ行く
  • 職員の案内で別室に通される
  • 入管の職員から口頭で不許可理由を説明してもらう

※ 原則として口頭のみで、文書での開示はありません。
※ 日本語に不安がある場合は、親族や行政書士に同席してもらうことが可能です

再申請のためのヒアリング

不許可理由を確認する際には、あわせて次のように伝えると良いでしょう。

「今後の申請にあたり、改善すべき点を教えていただけますか?」

職員から、次回の申請で注意すべきポイントや改善点について説明を受けられる場合があります。再申請を考えている方は、必ず確認しておきましょう。

永住権が不許可になるよくある理由

永住申請が不許可になる理由には、次のようなものがあります。

  • 納税・社会保険料の未納や遅延
  • 安定した収入の不足(年収が基準を下回る、職歴が短いなど)
  • 素行不良(交通違反の累積、軽微な違反の繰り返しなど)
  • 在留状況の不安定さ(転職や離職を繰り返している場合)
  • 生活基盤の不十分さ(扶養家族の生活状況や婚姻の信憑性など)

まとめ:不許可でも改善すれば再申請は可能

永住権申請が不許可となってしまった場合、まずは入管で理由を確認することが第一歩です。
そして、指摘された点を改善したうえで再申請すれば、許可の可能性を高められます。

また、永住許可は審査基準が厳しいため、専門家に相談しながら進めるのも有効です。
「なぜ不許可になったのか分からない」という不安を解消し、次の申請につなげましょう。

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